異常に増えた母斑細胞

女性

主にはレーザーが使われる

黒い丸い皮膚の良性腫瘍をほくろと称しますが、医学的には色素性母斑などと呼ばれます。多種多様な種類が存在し、分類されています。同じように見えるほくろもよく観察してみると色が薄かったり出っ張っていたりと、タイプが異なることに気付くかもしれません。ほくろは皮膚の中にある母斑細胞という細胞が一ヶ所で増殖することによって、形を成していきます。メラニン色素も含有するために、黒っぽい色となるのです。できる原因ははっきりしていません。始めは表皮近くで増殖していた母斑細胞は次第に面積を増やし、肌の奥に向かっても増え続けていきます。発生したばかりのものは境界母斑と呼び、表皮と真皮の間に達しているものは複合母斑、真皮にまで到達したものは真皮内母斑と呼まれます。皮膚の中で増えるだけでなく、肌の上に向かっても増えていくので、飛び出したほくろとなるのです。このほか、できやすい部位や形状などの特徴によって、ウーナ母斑やクラーク母斑、スピッツ母斑などに分類できます。中でも首から上に発生しやすく丸く膨らんだ黒いほくろはミーシャー母斑といい、除去希望者の多くがこのタイプと言われています。どうしても気になるほくろは、自費診療で除去が可能です。美容外科や美容皮膚科ではカウンセリングを行って、希望と最適な治療方法をすり合わせ、患者の同意を得てから治療に入ります。美容クリニックでのほくろ治療はレーザー治療が第一選択のことが多く、最新のレーザーはエルビウムヤグレーザーとなっています。削るほくろをアイスバッグなどで冷やしてからレーザーを当てれば、母斑細胞だけを蒸散することが可能です。完全に母斑細胞がなくなったことを目視でも確認したら、患部を再度冷やして5分から10分後に軟膏とテープで処置して終わります。削られた患部は10日から2週間くらいで皮膚が盛り上がって、普通の状態に見えるようになります。ただ日焼けなどによって色素沈着が起きることがあるため、注意を払って過ごしたいところです。それと、大きなものや深いものはメスで除去する切除法となることがほとんどです。完全に母斑細胞を除去しないと再度ほくろとなって現れてきますが、切除法ではほぼ完全に取り除けるので、再発は稀です。

顔に触れる女性

切除か残すのか悩むもの

ほくろを切除をするか、しないかで悩む人も多いのではないでしょうか。男性から魅力あると思われても、自身が納得出来ないのでは、早めに切除することが良いのでしょう。いろいろな切除方法がありますので、医師とキチンとした相談をするべきです。

看護師

あって嬉しくない黒い点

ほくろは、あって嬉しいと言う人は少ないでしょう。場所によっては、喜ぶ場合もありますが、嫌な場所ではどうしても無くしたいと考えることにもなるはずです。病院選びと手術の方法は、カウンセリングをキチンと聞き納得することから始まります。

カウンセリング

切除法が綺麗な場合も

ほくろを除去するとき、小さいものはレーザー治療、大きいものは切除法になるのが一般的です。レーザーは水分に対して照射するタイプが用いられ、赤みや色素沈着が残りにくいのが特徴です。切除法にしてもほとんど気付かれない程度の傷痕になります。

男性医師

処置にかかる費用とは

ほくろの除去は施術方法により費用が異なります。レーザー治療の場合は1ミリあたり3?5千円が相場です。切除手術の場合は2?9万円です。クリニックは美容医療に特化した美容皮膚科、もしくは美容整形外科から選ぶと良いでしょう。

施術

皮膚ガンに似ていることも

ほくろに似ている皮膚ガンに、メラノーマや基底細胞ガンがあります。急速に大きくなるものは皮膚科に急ぎますが、悪性の疑いが低ければ美容外科や形成外科で治療を行うのが一般的です。主な治療方法がレーザー治療で、大きいものは切開で除去します。